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もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

二宮side

松潤に5分前と声かけられて助かった。
不覚にも大野さんに抱きしめられて動揺してしまった。
大丈夫だよな?でも気をつけないと…

みんなで舞台袖まで行き、円陣を組んで声出しが始まる。
初日は少しだけ緊張する…
デビューしてからは常に結果を問われている、
誰も助けてはくれない、自分たちでやるしかないから。

初日の内容でこの後のコンサートの流れが決まる。
なんとか形、結果は出したい。その気持ちが声を大きくさせる。

松潤の叱咤の声が飛ぶとみんなの気合いが入る。
声出しが終わると自然に大野さんと目が合った。
自然と握手する…そしてみんなと握手する。
「成功させるぞ」って意味

そしてスタンバイ
ここからは先は5人だけの世界。
カウントが始まる…

「「「「「GO」」」」」
という掛け声で幕が上がった。

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なんとか2時間半のコンサートが終わった。
でもこれは一部、また2時間半後には二部が始まる。

初日の1回目、力加減がわからないから全力でやってしまう。
俺だけじゃなくてみんなもそう…
どっかで力抜かないと明日ヤバいよな。

楽屋に戻るとみんな、ソファへ倒れこんだ。

翔「ヤバい…今回きつい!!」
潤「全力でやったら死ぬな…この後の余力が…」
智「踊り揃えるどころじゃないな…」
ニノ「死ぬ…」
相「間違えた…」

衣装さんが衣装を取りにきたから、慌てて脱いでシャワーに向かう。

いつもはワーワー言いながら入るのに疲れてて沈黙。
遅めの昼ごはんを食べて、仮眠してすぐにまたスタンバイ。二部が始まる。

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二部が終わると全員ぐったりしていた。
明日の余力なんて俺には残ってない…
ご飯に連れてってくれると言われたが正直早く部屋に帰りたかった。

ご飯も食べて早々に部屋に戻る。
戻ってすぐにみんなで反省会。

頼むから今日は早めに切り上げて寝ようって提案するとみんな同じ
気持ちだったらしく1時間で切り上げた。
それでも終わったのは夜の12時過ぎ

さすがに大野さんと今日は寝ようってことで
別々のベッドで寝ることにした。
横になったと同時に寝てしまった…

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