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もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

二宮side

朝、覚めると横に大野さんが寝ていた。
規則正しい呼吸をしている…
まつ毛長いな…綺麗な顔、綺麗系の中でもトップだろう…

髪を撫でると起きたみたい…

ニノ「おはよう、もう9時半だよ。10時出発だから起きないと…」

智「まだ…眠たい…」
そいうって俺の体に抱き着いてくる。大野さんの匂いがする。なんだか落ちつく…
香水でもない大野さんの匂い。
そんなことしてる場合じゃない!!あと15分。

起きないとマネージャーにスペアキーでたたき起こされる。この状況はさすがにまずい!!

ニノ「大野さん、マジ起きないと。マネージャーが迎えにくる。スペアーキーで入ってくるって」
離して欲しいのに、こんな時に限ってこの人、力強いんだよな。胸を何度か叩くと…

智「もう、ニノを味わってるのに…」
こんな時に恥ずかしいことさらりと言うかな…

ニノ「あと10分で用意しないと迎えにくるって、バレたらマズイって」

智「それ先に言えよ!時間言えや~」

俺はヤバいって何度も言ったのに、この人はもう…。
その後、飛び起きて二人で着替えて慌てて荷物を詰めてると、部屋をノックされた。

智「出ます、出ます」
部屋の鍵を持って慌てて二人で廊下に出ていく。

マネージャー「なんかすごい慌ててるけど、大丈夫?」

ニノ「大丈夫」

そう言ってマネージャーと大野さんとでロビーへ向かう。
車に乗り込むと翔ちゃんや相葉さん、松潤がいて、全員揃ったのでコンサート会場まで向かった。
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リハーサルも終わって準備をしているとライブの特典映像用の撮影で相葉さんがカメラを回してる…

相「ねえ、準備終わった?」

ニノ「・・・・」

相「ねえ、なんかしゃべってよ?」
カメラを持って俺に近づいてくる。メイク終わってゲームしようと思ってたのに…

相「大ちゃん、ニノが何も話してくれない」
なんでそっちに話ふんだよ、ややこしいほうに振んなよ。大野さんが俺のほうにきて、俺の後ろに立ったと思ったら…急に後ろから抱きしめてきた。

智「機嫌悪いの?」
俺の耳元でささやく…恥ずかしくなり耳が赤くなる。
いつなら意識しないことに意識する。
これ撮られて大丈夫なのかな…
この反応はヤバいかも…

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