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もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

大野side

話し合いが終わって、みんなが部屋に戻っていったのが2時過ぎていた。ニノが言う通り、長いよ…

早く寝ないと明日、体がもたない。2回公演なのに…

そう思って風呂じゃんけんしようと誘ったけど、先に入るように言われる。
俺が待ってる間に寝るかららしい。それなら、一緒に入ろうと誘うと「へ?」と素っ頓狂な声出してる。

絶対、昨日のこと思い出したな。俺が我慢しようと思ってんのに、意識されるとしたくなるだろう。
隣の部屋、翔くんと相葉ちゃんだし、昨日のようなことしたら絶対に声でバレる。
AV見てましたっなんて、言い訳できないよな。ここ壁薄そうだし…

諦めた。とりあえず風呂入ろう…
時間もないし一緒に入ろうと誘って、先に風呂に入るけど一向に来ない。
やっぱり恥ずかしいのかな…、俺的には今更でもあるんだけど…

風呂場から声をかけるとようやく入ってきた。二人で譲り合いながら体と頭を洗っていく。

シャワーの音だと何してもバレないな…ちょっとぐらいはいいよなと思ってしまった。

ニノが終わるのを確認してキスをするとびっくりしたみたいで体を離そうとしてきた。本当はベッドでしたかったけど、さすがに声が気になるからな…
ここだと大丈夫、バレないよと言って、それでもイヤなのかなと確認するとキスで答えてくれた。

やることが可愛すぎる…俺をそうやって無意識に弄ぶのニノだけだな…
キスだけで止めておくつもりが、段々とキスが深くなるとお互い下半身が反応してしまう。俺の耳元で甘く喘ぐからと止められなかった。
昨日のような状態になる。

お互いがイッた後、ニノの体を抱き締めながらお互い肩で息をして…呼吸を整えていく…

智「ニノ…大丈夫?上がれる?」

ニノ「もう…エロいのはどっちだよ」
笑いながら怒られても全然恐くないんだけど…、シャワーから上がった後、寝ようかってことになるけど…
俺のほうを見てる…

あっ、そっか…

智「こっちくる?」
ニノが顔を赤くしながら、きっと素直じゃない返事をするんだよな…

ニノ「狭いのに…」
シングルのベッドで男二人寝たら狭いよ。でもそんな寂しそうな顔されたら、そのまま寝ようとは言えないだろ。
そう言いながら、ベッドに入ってくると俺の胸に寄り添ってくる…
背中を撫でてやると俺の顔を見て微笑む。
その後、二人とも一瞬で寝しまった。

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