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もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

二宮side

リハーサルの後、俺と大野さんの部屋でみんなでご飯食べて、話し合いを終えて
ようやく各自部屋に戻っていった。
現状を打破しようとしているのはわかるけど、
睡眠時間削ってまでとなると正直体も辛いんだけどな…

ニノ「長かった…明日もあるのにね…」
大野さんが仕方がないよっていう顔で笑ってる。

智「眠たい…風呂入って寝ないと明日ヤバい。ニノ、風呂じゃんけんしよ」
恒例の風呂じゃんけん。大野さんが負けたら待ってる間に確実に寝る。

ニノ「負けたら待ってる間に大野さん寝るでしょ。先入れば…」

智「なら、一緒に入る?」

ニノ「へ?」
いや、さすがに好きって思う前なら入れたけど…意識したら無理かも…

智「へっ?てなに?いつも一緒に入ってるのに、今更なに?」

ニノ「そうだけど…」
昨日のことを思い出すと一緒には恥ずかしくて…

智「エロいこと考えてんの?」
言われて顔を真っ赤にしてしまう…

ニノ「違うってば」
きっと否定しても顔でバレてるはず…俺って…

智「じゃあ、いいじゃん。もう2時じゃん、早く寝ないと明日しんどいよ…」
そういって服を抜いてバスルームに入っていった。
どうすればいいだよ…どうしようかと悩んでいたら…風呂から声が聞こえる。

智「早く入れってば…」
覚悟を決めて服を脱いで入っていく…
すでに髪の毛を洗い終わっていた大野さんがシャワーが浴びれるようにスペースを
ゆずってくれた。やっぱり狭いだけど…

ニノ「狭い…」

智「そんなのわかってる、時間短縮なんだからしょうがないだろう」
狭い風呂場で二人で体と頭を洗っていく…
大野さんが先に終わったけど、出て行かない。なんで?

智「終わった?」

ニノ「うん」

智「ならちょっとだけ…」
そういって俺の体を抱きしめて、キスしてきた…

ニノ「ちょっと!」
びっくりして思わず体を押してしまった。

智「だってベッドですると絶対に声漏れるじゃん…、となり翔くんと相葉ちゃんの部屋だよ。
ここじゃないとバレるよ…。いや?」
この人はズルい、俺のことエロ呼ばわりしておいて…それってズルくない?
悔しいから俺からキスしてやると更に深く長くキスされてしまう…

智「ニノ…もっと…」
そう言って二人でシャワーの中で抱き締められながら、深いキスに酔わされていく。

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