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もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

大野side

昨日の夜、寝てた時にメールがきた。
きっとかまって欲しんだ…
素直じゃないところや強がるところとかが可愛い。俺にしか見せないから。

でも本当に良かったのかな…
俺のことを思って泣く姿に心を奪われ、衝動でしてしまった。
彼女と別れないまま、ニノに付き合えなんてひどいよな…

ニノは大人なふりをして対応するだろうけど、きっと一人で泣くだろうな…
酷いことをしてることは分かっててもニノが欲しかった。

俺がニノしてあげれることなんなんだろ…
彼女もニノも両方が幸せになんて俺は傲慢だな…

ニノのメールに返信した後、すぐに寝てしまった。
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東京駅に10時に集合
5日間の荷物を持って指定された場所に集まる。マネージャーが松潤がこないとひやひやしている。

10分遅れて松潤がくるが、やっぱり朝が弱いのか機嫌が悪い。
サングラスをかけてアイドルオーラ全開。さすがに5人集まると周りがざわざわする…

全員揃うとホームに向かい新幹線に乗る。明日から大阪・京都とコンサートだ。

しばらく夏のコンサートだから、しばらくみんなと一緒だな。今回はコンサートは本数が多い。

席につくとみんな爆睡、大阪につくとそのまま、コンサート会場へ直行。
着いて休む間もなくコンサートのリハが始まる。

明日からコンサートだから今日は通しリハ。夜の10時までかかった。
この時間から外で食べるのは無理だとなりホテルのルームサービスを取ること…

そしていつもの俺の部屋で集まって食べることになる。

毎回毎回、なんで俺の部屋なんだよ…
それぞれ頼んだものを食べながら明日のコンサートについて話し合いをする。

ある程度はリハで内容は詰まってはいる。しかし踊りの揃い具合などはもうスタッフから言われれことが無い。
自分達でクオリティを上げるしかない…だから集まり話しするんだけど…

松潤「頭の曲は揃うけど…、後半体力落ちると揃わなくなってる…」

翔「どこの部分かな?」

ニノ「後半の始まり2曲目?」

相葉「だってあの前は後ろのステージからのダッシュで移動するから、息上がるから…」

明日、本場なのに、みんな真面目だな。
話し合いは夜中2時までやり、それぞれ部屋に戻って行った。

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