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もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

二宮side

気持ちがそわそわするし、、ニヤニヤしてしまう。
ほかの人が見たら気持ち悪いだろうな…
でも付き合いたてってそんなもんだもんな…

一人、電車の中で今日のことを思い出してしまう…
誰にも言えるわけではないけど好きな人と気持ちが通じるって、
こんなに幸せなんだな…
正直、女の子と付き合った時もこんな気持ちになったことがない。

そんなことを考えながら、家に帰ってきた。
ご飯食べて、部屋で明日のコンサートの準備をする。

下着やら着替えやら…
一日2回のコンサートに移動があるので結構持ってかないと
ダメだな…

大野さんはすごい小さいカバンでくるんだろうな…

あっ、帰ったらメールしろって言われてたのを思い出す。
彼女扱いじゃん…でも嬉しい…、携帯を出してメールをする。

ニノ『帰ってきて、今、明日のコンサートの準備してるよ』
とメールすると数分後に返信がきた。

智『俺は終わった。今から寝る。おやすみ』

いつもと何も同じじゃん…、でもこんなもんだよな。
男同士のメールで「好き・愛してる」はないか…

でもまた明日から数日は一緒だ、たぶん部屋も一緒なはず。
嬉しい…ヤバい、目の前ピンクだな…

明日からはちゃんとしないと…みんなにバレてしまう。
それだけは気を付けないと…
コンサートの準備が終わって、布団に入る。

今日起こったことを思い出してしまう。
大野さんの唇の感触…あの気持ち良かったこと…
また触れたい…ずっとキスしてたかったな…

一人、そわそわしながら布団でゴロゴロしてるが寝れない…
興奮してんのかな…

携帯を取って、もう一回大野さんにメールしてみた。

ニノ『興奮して寝れない…』

智『早く寝ろ、変態』

ニノ『あんたほどじゃないよ』

智『お前が煽るからわるい』

ニノ『どっちがだよ』

智『次覚えてろよ、おやすみ』

ニノ『おやすみ、また明日』

こんなことすら幸せ…
この後、どうなるんだろう…今日のことも夢じゃないよな。
そのまま携帯握ったまま寝てしまっていた

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