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黒川とぱんぱかぱん!

第2章 黒川虹花は救世主





「休みの日合わせて
行きたいとこ付き合ってくれる?」


それって…
普通に遊びに行くってこと?

確かに黒川って友達居なさそうだもんな

俺はちょっと内心笑った


「そんなんでよかったらいつでも付き合う付き合う」

「本当に!ぃよっしゃ…!じゃあ…」



黒川は小指を俺に向けた

指切り

約束か
こっちからお礼したいんだから破るわけないのに


俺は少し可笑しくて
笑いながら小指を絡めた


「じゃあまずは追試受けないようにしなくちゃね」


「う…わ、わーってるっつーの…」

「大丈夫!黒川先生がいるし?
永野くんちょっと手解きすれば理解できる人だもん。」


黒川…


「当たり前だろ。出来なかったら黒川のせいだからな」

「ふふっ…はいはい。先生に任せなさーい」

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