
黒川とぱんぱかぱん!
第2章 黒川虹花は救世主
突然なにか強い力に引き寄せられた
気付くと俺は
狭い部屋にいた
机とロッカーがある少し無機質な部屋
「ここ、休憩所兼、更衣室。
好きにつかって?」
米子さん?
どうやら俺を引っ張ってきたのは米子さんみたいだ
「なんで?」
「だって!私一人だけ仲間はずれなのずるいわ…
もっといてくれてもいいんじゃない?
それにちょっと聞こえてたのよね…
勉強ならここですればいいわ。」
そう言ってなぜか黒川の鞄をもって来ていた米子さんはそれを見せつけた
これで勉強しろと…
「邪魔も誰一人しないし、あ!おなかがすいたらいつでも言って?」
「いや、そこまでは!」
なんか、黒川にお礼したいって目的で来たはずなのに
更にまるるんべーかりんの人達にもお世話になって申し訳ない…
「いいのよ。私達が良いって言ってるんだから変に断らないの!
それとも恩を仇で返すつもり?」
……
そこまで言われると断る方がダメっぽいな
「じゃあ…とりあえずはこの部屋借ります…
でも、本当にお構い無く」
