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〜T.A.B.O.O~

第4章 笑顔

VOCAL:櫻井翔



雅紀は一瞬びっくりした顔をした。

そして、震えた。

構わない。と言わんばかりにさらに強く握るニノと智くん。

雅紀は震えながら俺に聞いてきた。


雅「正気?…俺は正気だよ?
しょーちゃんこそ正気なの?
俺は汚いんだよ?
触ったらみんなが汚れちゃうんだよ?
そんなこともわからないぐらいパニックになってるの?」


なんで震えながらそんなこと聞くんだよ。



和「そう言ってる時点でアナタは正気じゃないのよ。わかる?」

智「あいばちゃんは汚れてなんかないよ?
それを気づかないなんて…。」


二人はずっと握ってる。

震えは収まらないけど、見た感じ冷静。


ふと、気がついた。

おい、潤はどうした?


潤の方を見ると…。

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