無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

VOCAL：櫻井翔


その日の夜はお酒の力を借りてなんとか眠りに着いた。


次の日、マネから雅紀は結局入院したと言う報告とその場所、雅紀は暫くオフで、俺らも一週間オフになったと聞いた。
雅紀が入院してる所は事務所が贔屓してる病院だ。
急いでそこに向かう。

病院に着いたら一般人は入れないであろう、十階の特別な部屋に雅紀は眠ってた。

改めて雅紀をみると、酷くやせ細った身体をしていた。
それに、腕は物凄く軽くなっていた。



暫く時間が経って、バタバタと足音が聞こえた。
入って来たのは潤と智くんだった。


智「しょーちゃん！…あいばちゃんは目ぇ覚めた？」

『智くん…』


俺は黙った。


智「まだ気にしてる？」

『気にしない方がおかしいよ…』

智「しょーちゃんって、意外と馬鹿だよね？
なんで自分の事そんなに責めるのかな？」


今まで黙ってた潤が口を開いた。


潤「相葉くんの変化？みたいなものには気付いてた。
でも、何もできなかった俺を責める方が妥当じゃない？」

『…違う。
俺があの場に居たのに…何にもできなかったんだよ…。』


そうこうしてるうちに、ニノが来た。


和「相葉さん…」


雅紀のやせ細った姿を見て、苦しそうな表情をした。
昨日みたいな取り乱しようは無く、心の整理が着いたみたいだ。


和「…また、五人で嵐。やってけるよね？」

智「大丈夫だから…心配しなくてもいいから…。」


雅紀が起きぬままただただ時間が過ぎていった…。