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〜T.A.B.O.O~

第4章 笑顔

VOCAL:櫻井翔


雅紀を待って約二十分。


『なあ、流石に遅くねぇか?』

マネ「…何かあったのかも知れませんね…。」

『探しに行こ!』


ダッシュで探した。
スタッフの方にも聞いたけど何処にもいなかった。

最後に行き着いたのは一番上の階に有る、今は使用禁止の紙が貼ってあるトイレだ。
中から下劣な笑い声が聞こえた。


?「あっはは!」

?「おまえ、こんなことされて喜んでんのかよ!」

?「お前さ、ほかの奴らと釣り合ってないのわかってるでしょ?」

?「なのになんでまだいるのかな?」

?「あっ、もしかして自分が輝いてるっておもってんじゃね?」

「「「「「あっはは!」」」」」


そのトイレからは聞き覚えのある五人の男の声が聞こえた。
俺らより年上のJr.の人達だった。

ブチブチと堪忍袋の緒が切れた。


『お前ら、なにやっとるんじゃあ!』

?「やっべ、」

?「お、おい!逃げるぞ!」

?「あっ!マネも来た!」

マネ「あなた達!なにやってるの!
いい加減にしなさい!」


五人の男はマネが連れてきた警備員に捕らえられた。


『おいっ!雅紀っ!』


雅紀は服がビリビリに破れてて、白い液体が至るところにかかってた。
さらに、破れた所から痣が何箇所も見つけた。
顔にも大きな痣があった。


雅「あれぇ?しょーちゃん?
俺は大丈夫だよ…。」

笑顔を作った後、雅紀は意識を手放した。

とりあえず、テレビ局の医務室に寝かせた。
そのまま時間がすぎるのをまった…。

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