テキストサイズ

〜T.A.B.O.O~

第4章 笑顔

VOCAL:櫻井翔

『ただいまー』

潤「おかえり。
どうだった?」

『その時の状況を説明するんだって。
…お前らは外で待ってろよ。』

潤「いや…やっぱ俺も中にいる。」

『いいのか?
荒れるぞ?』

潤「だって、メンバーが二人も傷つくのに俺が無視できるわけないじゃん!」


潤…!


雅「なになにー?
何の話?」

潤「んー?
次のライブの話だよ」

雅「へぇー、ちょっと聞かせてよ!」

潤「まず、登場のシーンが…」


潤と雅紀が話してる隙にニノにこの事を伝えた。


和「…わかりました。
翔さんの意見なら従いますよ。
リーダーには私から言っときますね」

『ああ…すまない。』

ああ。
やっぱ辛いよ。
傷口に塩を塗るなんて。
でも、雅紀のためだと割り切らないと…。


智「しょーちゃん?
…俺も中にいるよ。」

『っ…雅紀が苦しむんだよ?
大丈夫なの?』

智「一応俺がこのグループのリーダーなんだよ。
しょーちゃんも一人で抱え込み過ぎ。
たまにはメンバーにも頼って…?」

『抱え込んでないって…』

智「今のしょーちゃんは相葉ちゃんと同じだよ?
そこまで負担に思うことはないよ。
あれはしょうがない。
誰が近くに居てもこんな結果になってた。
自分を責めないで?」

『でもっ…俺が不注意だったから…。
雅紀をこんなんにしたのは俺なんだよ!』


そう。俺の不注意で雅紀はこんなことに…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ