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〜T.A.B.O.O~

第3章 ヤキモチ

VOCAL:松本潤


雅「と、ゆーことで、帰るね!」

智「家で待ってるよ〜」

翔「先でーす」


颯爽と帰っていった年上三人。
俺とニノは顔を見合わせ…


『っくっく…』

和「…ふっくっ」

『くははっ』

和「あっはっは!」


気づいたら泣き止んでた。
それどころか、大笑いしてた。


和「はぁ…なんなのよ」

『凄い速さだったな』

和「ねぇ、ほんと…
潤…あのさ」

『くっ…な、なに?』


若干笑いながらニノに体を向けた。


和「改めて…潤くん。今まで避けてごめんなさい。
それと、無視もしてごめんなさい。
それでも。それでもこんな俺を好きでいてくれてありがとう。」

『ニノ…。
俺も意地になったりしてごめん。
あと、さっきもあたっちゃってごめん。
それと…話しかけてくれて凄く嬉しかったよ!』


満面の笑みでニノに笑った。
ニノもほっとした様子で笑顔を向けた。
見つめてた。
するとニノが…


和「ねぇねぇ…ちょっとした仲直りの儀式やらない?」

『…は?』

和「だからぁ、口だけじゃ嘘かもしれないじゃん?
それを確かめる儀式をやるんだよ」

『嘘じゃないって…ほんとに許してるし。
…まあいっか。
その儀式でわかるんだろ?』

和「じゃ、契約成立だね」


ニノがニタァと笑って近づいた。
次の瞬間、俺の唇に暖かいものが触れた。
それがニノの唇だとわかった時は舌を入れられてた。


『ん…あ…ニノ…』

和「んっ…はぁ…じゃ、儀式を開始するね」


ニノが舌なめずりをした。

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