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●マシュマロ女子の身代わり●

第1章 ~マシュマロ女子~

【part-1】

職場のアルバイトU子ちゃんはすぐに腕を絡めてくるクセがある

いつものことだから、ボクも慣れてる

転勤生活をしているといろんな職場でたくさんの人と出会う機会もあり、スキンシップが過ぎるスタッフさんなんて、よくあることだ

「主任~っ!聞ぃてぇやぁー!アイツまた仕事や言いよんねん~っ!」

仕事中でも平気で私語を言ってくる


アイツとはU子ちゃんの彼氏のことで、去年までうちでバイトしてくれてた男の子だ

春から大学を卒業して社会人一年生になってた


「彼氏クンだって忙しいンやってっ!」とボクがなだめてやる


夜スタッフとはしょっちゅう仕事終わりにご飯に行ってたからボクも彼氏クンのことは良く知ってる

ちょっとシャイな性格の男の子だったな

夜スタッフとはいつもその日のラストのメンバーで行ってたんだけど、春からは3人ぐらいで行くようになってた


ボクとフリーターのU子ちゃん、そしてバツイチ主婦のM林さんだ

ここ数ヶ月はこの3人ばかりだった


「そら忙しいのはわかんねんけどさぁー、ちょっとほったらかし過ぎひんっ!?」


すると横から終業作業をしていたM林さんが割り込んできた

「ほらほらベタベタくっつかない! アンタまた勘違いされんで!」


そう、U子ちゃんのこの過剰なスキンシップは相手を勘違いさせる

ボクは歳が離れてるから子供扱いしてるんだけど・・・

このときでボクが30代半ば、U子ちゃんは22歳、M林さんが40過ぎ歳だった

U子ちゃんの母親がボクの少し上と聞いていたんで、ボクも娘のように思ってた(笑)


そんな自由なU子ちゃんをM林さんは心配してるふうで、よく注意してる

M林さんは慎重なタイプで、少々おカタイ性格


「主任が甘やかすからアカンねンでっ!」とボクも怒られる(笑)


その日も3人でファミレスへ繰り出し、それぞれ自宅前まで送ってやって、解散となった


ボクがアパートに帰宅するのがいつも夜中の12時か1時くらいだ

シャワー浴びてケータイを見ると二人からメール

これもいつものこと

「今日もおつかれっしたー!」とか、「ごちそーさま」とかそんなやつだね


M林さんは「ひとこと」で終わり

逆にU子ちゃんはそこから「チェーンメール」になってしまいがち☆

とにかく返信に返信が繰り返される・・・

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