テキストサイズ

ローズ学園

第1章 春太&快斗



もうダメだ。


僕は目をつぶる。




もう逃げられない。誰も助けてくれない。











「ん、ぐふぉっ!!」








目を開けると巨大ゴリラ男がいなくなって、





廊下の壁に頭をぶつけてた。













「行くぞ!!!」




誰かに手を引っ張られる。





僕の手を引いてドンドン走って行く。階段を降りる。





ゴリラと取り巻き達が大声を出して追いかけてくるけど、気にせず走る。





知っている後ろ姿…。







僕の大好きな大切な人。










かい。



ありがとう。










ストーリーメニュー

TOPTOPへ