
今日も明日も
第15章 にちじょう 2nd
「頭から、洗うよー」
本当は俺だって
早くにのが欲しいけど
そんな素振りは見せないように
明るく声を掛けた。
…主張し始めてた自分自身を見せないように、
あえてにのの背中に回る。
「……」
にのはされるがままに
おとなしく身を任せた。
柔らかい髪を丁寧に洗いながら
…時折、指を耳たぶに滑らせると
「…っ」
その度にビクッと体を震わせる。
「どうしたの…?」
分かってるのに
分からないフリで聞いてやる。
「なんでも…ない…っ」
ほら、その掠れた声も
俺を煽り立てるんだ…。
シャワーで髪の泡を綺麗に流し、軽く拭き取ると
今度は自分の手に
ボディーソープを直接垂らす。
少しお湯を加えながら、泡立てて
にのの背中を
…そっと撫でた。
にのが大きく揺れる。
「ちょ…っ何して…!」
「えー…洗ってるだけだよ?」
「スポンジ…っ」
撫でる手に、背中を反らす。
「だって、優しく洗わなきゃ…」
「…バカ!」
そんな事言っておきながら
抵抗しないんだね。
顔がにやけちゃうよ。
今日のにの
可愛すぎだって…
本当は俺だって
早くにのが欲しいけど
そんな素振りは見せないように
明るく声を掛けた。
…主張し始めてた自分自身を見せないように、
あえてにのの背中に回る。
「……」
にのはされるがままに
おとなしく身を任せた。
柔らかい髪を丁寧に洗いながら
…時折、指を耳たぶに滑らせると
「…っ」
その度にビクッと体を震わせる。
「どうしたの…?」
分かってるのに
分からないフリで聞いてやる。
「なんでも…ない…っ」
ほら、その掠れた声も
俺を煽り立てるんだ…。
シャワーで髪の泡を綺麗に流し、軽く拭き取ると
今度は自分の手に
ボディーソープを直接垂らす。
少しお湯を加えながら、泡立てて
にのの背中を
…そっと撫でた。
にのが大きく揺れる。
「ちょ…っ何して…!」
「えー…洗ってるだけだよ?」
「スポンジ…っ」
撫でる手に、背中を反らす。
「だって、優しく洗わなきゃ…」
「…バカ!」
そんな事言っておきながら
抵抗しないんだね。
顔がにやけちゃうよ。
今日のにの
可愛すぎだって…
