リモーネ
第4章 ツルバラ
好きの基準ってなんなんだろか。
好きな人って、できたことあったっけ?
あれ?
ないや。
比べようがない。
かえで先輩を好きかどうかなんて。
好きな人 基準
ネットは便利だ
世界を変えた
でもね、
情 報 量 が 多 す ぎ る!!!
だいたいさ、出会って数秒で決まるとか、第一印象変な人って感じだったしさ!
その人のこと考えてるったって腹をたててることばっかりだしさ!
別にかえで先輩になんか話そうなんて思わないしさ!
だってかえで先輩、一方的にマシンガントークだもんね!
かえで先輩を目でおっちゃうとか、剣道してたら見取り稽古としてみてるから関係ないし
容姿はそりゃ!腹立つほど綺麗な顔だなわけてよっておもうよ。最近ね!
でもそれは神崎先輩にたいしても思うことだから関係ないし。
それに、かえで先輩の趣味知りたいとか…
思わなくもないか。
イスの上で身悶えしながら呻きながらそこまで考えてふと動きをとめて、ベッドの上に無造作においてあるスマホを見る。
―なんていうメッセージが来てたかだけ、見てみようかな…?
そんなことが頭をよぎり、イスから立ってベッドに近づいてスマホをとる
「せーなちゃーんヽ(´∀`)ノ
元気??
暇だからセナちゃん家お邪魔してもいい?」
無視
俺は、これを無視する
いや、そもそもこんなメッセージなど存在しない
俺はなにもみていない
so ! throw away☆
(星那は現実逃避した)
さぁ今日はなにして過ごそうか~
読書もいいなぁ~
そう言えば読みかけの本があったな~
紅茶を淹れてこよう~
俺はそんなことを考えつつ跳ねるように階段を降りた
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