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リモーネ

第5章 ペチュニア



先程凍りついたようになっていた佐藤の顔はすっかりといつも通りの柔らかさとなり、穏やかな笑みを浮かべる

「ありがとう。なんかうれしい。いつから?」

「えっと…先週…から?かな、たしか火曜日からだから、6日目かなぁ」

「そっかそっかぁ~元々デートしたりしてたの?」

「えっとね、先々週の三連休はかえで先輩と剣道部の部長と水泳部の人と金、土を俺の家でゲームして、日曜日にかえで先輩と世界のくまさん展にいったよ。」

「あ、やっぱくまさん展行ってたんだね」

「うん」

セナはそうかそうかぁ~と満足げな様子の佐藤に肩をポンポンと叩かれる

「付き合ってからは?」

「えっとね、電車で一緒にいってる…あ、俺電車通学にしたんだ」

「あ!そうなの?もしかして一本早いやつでいってる?俺も早くしようかなぁ~」

「なんか、部活が忙しくなるらしくって、自転車は限界かなぁって。おいでよ、なんか、さとおってかえで先輩とも仲良くできそうだし」

「…ふふふ…俺も思う~」

セナは、佐藤の顔が一瞬にやりとしたのを見逃してしまったようだが、セナにはなんら差し支えることはない

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