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リモーネ

第5章 ペチュニア



「なんというか、俺の家、色々オープンでさ。むしろ嘘ついたほうが怒られるわけ。」

「あ、そうか…なんだっけ、パーパが恐いんだっけ?」

「そう、パーパって男前なんだけどさ、その顔がこう、般若のようになって、俺の鼓膜だけじゃなく窓ガラスまでビリビリするような声で怒るんだよね」

「やっぱこう、ゲルマンな感じの人は声帯の作りが違うのかな??」

「ふはっ、その発想はなかった。まぁパーパもハーフだからゲルマンだけとも限らないけど、見た目がねっふふ…」

「そうか色々まざってるのかな??よくわかんないけど、息子だからさとおにも才能あるんじゃない?」

「冴えてるね、せなさん」

「ありがとう」

昨日、手違いで(まちがいなくセナが悪い)媚薬を飲んでしまったセナ、その流れで尻の穴を拡張されたと言うようなことは口が裂けても言えないなと思っていたセナは何となくしんどい気持ちだったが、佐藤と話すことで少し気が楽になった

「ところでさ、あのオトコマエさんとどうなったの?」

「ん゛ん゛!?」

席を立つ仕草を見せた佐藤に、もうなにも問うて来ないだろうと高を括っていたセナは思わぬ言葉に、噎せた。

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