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暗闇の向こう側

第1章 闇は深い

相葉side

俺に向かって言ってるんだよな。直接言われるほうがマシ、気に食わないなら殴られるほうがもっとマシだよ。でもそんなことで俺がキレたりしたら、負けだからと黙っておく。

2時間かけてロケ地に来たけど、また2時間かけて東京に帰る。それでも早く帰れるな…
しばらくするとマネージャーが別の仕事を前倒しで入れていいか聞かれた。
今日の仕事がまた入るから仕方がないと仕事を入れてもらう。

芸人「急に仕事入るの?凄いな〜」

相「社内で打ち合わせなんで、相方さんと打ち合わせみたいなもんですよ」

芸人「でもそんな急にはないな。空きあれば、すぐに仕事入れられるんやもんな。どんだけ稼ぐの?」

相「そんな貰ってないから!〇〇さんと変わんないよ〜」
笑いながら誤魔化した。

スタッフ「俺らよりはあるはずなのにな、笑うだけでいいよな」

冗談なのか馬鹿にされてるのか、分からない程度に言われる。俺が気にし過ぎなのか…。
あんまり気にすると胃が痛くなるからやめよ。
その後、寝てしまい気がつくと東京に戻ってきていた。局についてマネージャーと一緒に俺の車で事務所に行く。着くと午後3時を過ぎていた。

会議室に行くも誰も来てない。もうすぐ来ますからとマネージャーが部屋を出て行く。
別のスタッフがお茶やコーヒーを持ってきてくれた。しばらく一人でお茶して待ってたら、マネージャーやスタッフがグッズを持って部屋にきた。

マネージャー「下の階で松本さんと大野さんが打ち合わせしますよ」

相「そうなんだ」
そういえば言ってたな…後で顔出しに行こうかな…向こうは真剣だからと考えてたらこちらの会議も始まる。追加のグッズを決めるのと、秋のグッズ候補を決めて試作品を出してもらう。

こちらはワイワイと賑やかなのなか進んでいく。
1時間半過ぎたところに松潤と大ちゃんが部屋に入ってくる。

潤「今日打ち合わせだった?」

相「ロケだったんだけど、雨で別日になったから急遽打ち合わせにきたの」

大「そうんだ」

相「そっちは終わり?」

潤「いや、まだ。休憩だから見に来たの。あと半分あるね」

大「長いね…、相葉ちゃんはもう終わるの?」

相「いや、もうちょっとかな?秋のコンサートのも決めようかなと、それで試作品作ってもらうの」
こっちもまだまだ、時間かかるな…


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