テキストサイズ

暗闇の向こう側

第1章 闇は深い

相葉side

この間のシャワーでやった女はシャワー終わった後に有無も言わさずに帰らせた。
すごい不満そうだったので、また今度ゆっくりと適当なウソを言って、タクシー代を握らせてやったら帰っていった。

細身は見た目はいいけど抱き心地はイマイチ。今だにこいつはいいと思ったことがない。病んでいるんだろうな・・。
朝のコーヒーの入れながらボーっと考えていた。

今日は一週間ぶりにメンバーみんなとの仕事。大ちゃんはどんな顔をするかな。翔ちゃんは気づいたかな。そう思いながら仕事へ向かった。
--------------------
楽屋へ入るとみんな揃っていた。
みんなに挨拶をしたが、それぞれが自分のことをやっていた。

おれはいつもの定位置の席、大ちゃんの隣に座った。

相「あれ、この間あげた服、今日、着てくれてると思ったのに・・・」

智「もったいないから着れなくて・・」

適当に誤魔化されてる。何この反応、やっぱりなんか翔ちゃんに言われてるな・・
ニノが今の言葉を聞きもらさなかった。

ニノ「何、その話・・・」

すごい機嫌悪そうな顔で俺に聞いてくる。

相葉「この間、リーダーがうちに泊まったって、着替えなかったから俺の服あげただけだよ」

ニノ「アンタ、相葉さんちに泊まったの?」

一気に楽屋がピリッとした雰囲気になった。メイクさん達も聞かないフリをしている。

智「泊まっただけだよ」

相「同じベッドで寝たじゃん」

翔「そんな話やめろよ。仕事しろよ」
そういって翔ちゃんがテーブルを叩いた。

潤「何、これ?プロだろ、ちゃんとしろよな」

そう言って松潤は楽屋を出て行った。これを聞きつけたマネージャーが慌てて楽屋に戻ってきた。

マネ「すみません、少しだけスタッフの皆さん、外で待ってってもらえますか?時間大丈夫ですよね?」

そういうとスタッフが一斉に楽屋から出て行った。久しぶりにピリピリした楽屋。

マネ「何これ?誰が原因なの?」

誰も話だすことはない。

マネ「相葉でしょ?大野がこの間、相葉の家に泊まったからでしょ。知らないとでも思ってんの。それにあの噂もみんな知ってるから。いい加減にしなさい。アンタ一人で嵐じゃないんだから、何かあれば全員巻き込むことになるんだからね」

チーフマネージャーがすごい剣幕で起こっていた。










ストーリーメニュー

TOPTOPへ