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距離

第1章 距離3

Sside

本当に月日が経つのは本当に早い。コンサート初日まであと3日になっていた。

今日は最終のリハーサル、あとは当日の通しリハーサルやったら、初日か・・・

ああ、俺、本当に振り大丈夫かな。今日、間違えたら確実居残り練習だな。

相「ヤバい、何とか覚えてたけど、みんなと横並びで見えてると大丈夫だけ、見えなくなるとあやふやだわ。」

翔「相葉くん、同じ意見です」

潤「ちょっと、それじゃ困るよ、3日後本番、初日だよ」

大「なんとかいつも何とか、なってるじゃん」

リーダーは優しいな・・

ニノ「間違えたら今日居残りでしょ。居残りせずに帰って俺は飲むぜい」

大「大丈夫だよ、何とかなるって」

それはリーダーだからでしょ。俺と相葉さんがヤバいんだって。
そういいながらリハーサルが始まった。
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MC前までのリハが終わった。
みんな肩で息をしながら・・・

ニノ「踊るな・・・」
大「辛いわ」
潤「あああ・・・しんどい」
相「間違えた!」
翔「俺も!」

ああ・・ちょこちょこ間違えた。

ニノ「ああ、もっと簡単曲にすればよかったーーー」

スタッフ含めて大爆笑。

潤「無理、これしか、やりようがなかっただって。自分で作ったが辛い(笑)」

ニノ「ドS、Jが出たんでしょ?違う、ストイックなMなJだな。」

スタッフの笑い声が響く。
松潤がスタッフと細かい打ち合わせをしている。

その間、俺と相葉さんは大野さんとニノに振り付けのチェックをしてもらっている。

ニノ「間に合わせてよ、居残り嫌だよ(笑)不安要素は残さないでよ」

相葉さんと俺は案の定、テンパりながら振りを必死に覚えていった。

気がつくと夜の11時、ようやくリハーサルが終わった。
あとは当日だな。長い長いリハーサルが終わった。
みんな、汗だくだった。

松潤を残してみんな家に帰っていた。初日は北海道。空港集まりで全員で移動。

気が付くともう3月になっていた。3日後、コンサート初日。
ツアースタートだ。



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