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距離

第1章 距離3

Sside

月日は経つのは本当に早い、一人の仕事をこなしていたら、一週間なんってあっという間に終わってしまう。

人の倍、仕事をしているせいなのか、自分が年を取ってきたのか、時間が過ぎるのが速い。

今日はコンサートの打ち合わせ、
大野さんがこの間、コンサートやったと言ってたけど、この間やったじゃんと思ってしまう。

CDのコンセプトをもとにコンサートの打ち合わせが始まった。
潤があらかじめ、スタッフと作ってくれたセットリストをもとに話が進んでいく。

潤「曲順はこんなもんかなと・・、あとはソロでどんな感じになるかで曲順の入れ替えするぐらいかな、どう?」

翔「そうだね、CDの曲でいくとセットリストは俺はこれでいいと思うよ」

ニノ「問題は宿題のソロでしょ」

潤「そう、ソロ。はい、宿題のソロです。考えた?」

みんな、忙しいので考えてないのか、考えが出ないのか・・・

大「結構色々、捻り出してるからもう、出ないよ~(笑)」

スタッフは大野さんの意見を聞いて笑っている。

マネージャーが
「あと、秋頃にフェス決定したんで、場所はまだ未定ですが、宮城が候補です。それも考慮してください。」

スタッフから「おお」という歓声とともに拍手が起こる。
コンサートやるのは好きなんだけど、まだ春やってないのに次か・・

相「ソロって、誰かプロデュースしてくれないかな・・」

潤「誰にやってもらうんだよ」

相「メンバーにはダメ?例えば俺が大野さんにプロデュースしてもらうのとか。」

ニノ「相葉さん、大野さんの踊りつけてもらうの?」

相「自分で考えるとどうしても過去のものと似てくるじゃん。智くんに相葉だったらこうするをやってもらえばさ、よくない?」

大「ええ~」

潤「いいのか、それ?」

翔「自分でやるとどうしても自分の好きなパターンになるもんな・・意外性ってことではそうかもね、二人揃ってやるから時間の調整できんの?」

ニノ「そんなこと言えば、自分の曲じゃなく、相葉さんが大野さんの曲歌ってでてきたら、ファンはびっくりするだろうね」

相「大野さんが出ると思って、俺が出てくんの」

ニノ「ファンはお前じゃないってなるだろうね」

スタッフ含めて大爆笑になる。
全然、打ち合わせ進んでないじゃん。



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