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距離

第1章 距離3

Nside

収録も終わり、マネージャーに車で送ってもらっている間、一人考え事をしていた。

ああ・・相葉さんに見つかって。
翔ちゃんはどんくさいな。

別に意地悪でつけた訳じゃなかったけど、痕がつきやすんだろうな、ふふふ。

焦っているのを見て思わず、声かけちゃった。これは意地悪だけどね。

一人でニヤニヤしていた。
翔ちゃんとあんなことがあったあと、太一くんはセックスしてくれなかった。そのあと一人でもしてない。やりたいな・・・そう思うと後輩へ電話していた。

向こうの仕事までは把握してないので出るかわからないが、かけてみる。

後輩「お疲れ様です。どうしましか?」

ニノ「今、仕事?」

後輩「はい、もうすぐ終わります。ご飯ですか?」

ニノ「いや、うちで飲まない?」

これはうちでセックスしようって意味。俺のことが好きだから誘えば、来ると返事するところは可愛い。俺はズルい大人だから気持ちを知っていても気づかないふりをする。

ごめんね、可愛いとは思うんだけど、翔ちゃんの好きとは違うんだよな・・・

後輩「いいですよ、終わったらメールします。なんかご飯いりますか?」

ニノ「なんか買ってきて~」
そういって電話を切った。

マネージャーはたぶん知ってるはず。今の会話を聞いているけど何も言わない。いい顔はしてない。

きっちりと仕事をしてるんだからこれぐらいは許して欲しいもんだよと思いながら外を眺めた。
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家に帰ってきて、しばらくすると後輩がやってきた。

後輩「お疲れ様です。いつものご飯ですがこれでよかったですか?」

ニノ「うん。ありがとう」
ゲームをやりながら話かける。

後輩「俺、明日、朝早いんで」

ニノ「そっか、わかった」
今日はゲームはここまでだな。
買ってきたご飯を二人で食べて、すぐにベッドに向かった。
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後輩「あっ・・そんなに締め付けたら・・」

ニノ「んん・・はぁ・・・」
正面に抱き合いながら俺は後輩の上に跨り、自分で腰を振って、自分で気持ちいいところ、前立腺を擦りあげていく

後輩「今日、激しい・・イク・・」
後輩が俺の腰を掴み強く打ちつけた。

ニノ「ああ・・・イクっ」

二人してそのまま同時に果ててしまった。久しぶりに乱れたたことで背徳感を感じた。

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