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距離

第1章 距離3

Sside

今日は久しぶりのレギュラー番組の収録。今日は正月特番の収録だから一日メンバーと一緒。

楽屋に入るとメンバーが雑誌を読んだり、携帯をいじったりしていた。

智「おはよう、翔ちゃん」

相「翔ちゃん、おはよう」

遅れて松潤、ニノが入ってきた。

松潤「特番だから今日は長いね~。そうそう、来週、コンサートの打ち合わせだから、ソロ何するか考えてきてね」

みんな、マジでって顔している。

ニノ「え、もうなの・・・早いな・・」
大野さんのとなりでゲームをしだすニノ、大野さんは携帯を見ながら・・・

大「この間、コンサートやったよ」

潤「大野さん、2月にCD出すんですよ、コンサートするんですよ」

ニノ「えっ、ホントに!」
と大げさにとぼけてて答える。

楽屋が爆笑に包まれる。

メイク「そろそろ、メイクいいですか?着付けもあるんで・・・」

順番にメイクと着付けをしていく。

着替えが終わり、出番を待っていると相葉くんが声をかけてきた。

相「翔ちゃん、着替え気をつけてね。」

翔「あっ!!」
ニノにつけられた乳首の横のキスマーク

相「見ちゃった、そこはまずいじゃないの。お盛んだね」
と言ってクフクフと笑われた。

言い訳したくても内容は言えない。思い出して顔を真っ赤にする。

相「ダメだよ、顔に出したら、ふふ」と爆笑された。

智「何、笑ってんの?」

翔「言うなよっ」
と必死に隠そうとしているとニノから「行きますよ」と声をかけられた。

スタッフに呼ばれて本番が始まった。
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長い長い収録がやっと終わった。

ニノ「やっぱ長いね~。疲れた」

潤「体動かしてないのにね~」

長かったな。疲れた。
今日もミスなく仕事ができてはず。誰もがちゃんと自分の役割をしてたな。

大野さんが疲れたと畳に転がり混んでいく。

大「草履に足袋ってしんどいね」
と言いながら着物を脱いでいる。

着かえをするのでスタッフが出ていった。みんなバサバサと着物を脱いでいく。

誰にも見られないように着替えていたら、ニノが俺の寄ってきた

ニノ「誰にやられたの?」
にやにやしながら聞いてくる。

こいつ確信犯だったのか。やっぱりこいつはズルい奴だ。

着替え終わったら、それぞれが声をかけながら帰っていった。
俺も帰ろう。

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