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黒猫ニーノと相葉さん。

第13章 ぼくは何度だって君に恋をする。

☆櫻井Side☆



「だははははっ!」


突然の雅紀からの電話の内容に
悪いと思いながらも爆笑してしまった。


『笑いごとじゃないよ、しょーちゃん…』



ニーノくんにビールを飲ませたら
散々甘えてきて口移しまでされて
そのあともキスの嵐で、


「そんで雅紀にキスしたまんま寝ちゃったんだ?」

『そーなんだよ…
もー俺、生殺しもいいとこだよ、しょーちゃん!!』


「まぁ、そう言うなって」


『翔ちゃんとこはさ、どうなの?ジェイと。
実はそれが聞きたくて電話したんだけどさ、』


おおー
雅紀さん、ぶっ込んでくるねぇ。


「うち?うちは…ぶはぁっ!!」

『しょーちゃん?!』


うちの事情を話そうと思ったら
風呂から上がって途中から話を聞いていた潤に阻止された。


「もしもし、相葉さん?
うちのことはいいから、ニーノのこと宜しくね!
アイツ、ホントは相葉さんとそーなりたいんだって!

そーゆーことだから、またね!」


潤が強制的に電話を切った。




「ちょっと翔くん!俺らのそーゆーことベラベラ話すなよっ!
恥ずかしいだろっ!」


潤が真っ赤な顔して怒ってる。




いや、だってさ


俺も同じことで悶々としてんだぜ?

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