
恋空予報
第18章 番外編 最近の心情
「…寝よっか?」
「うん…」
俺から離れる翔。
少し、名残惜しい。
数分だって、数秒だって
離れるのがなんか勿体なくて。
ちょっとの時間でも、
翔と一緒にいたいんだ。
「…潤、好き。」
「俺も好き。」
ベッドに潜り込む翔を
押し倒してキスをする。
「ん…ちょぉ…」
キスの合間に漏れる声が
可愛すぎて。
翔自身に優しく触れたら
体がぴくんっと揺れた。
…可愛いの。
「ちょ、潤っ…」
「ん?」
「今、すんのっ…?」
潤んだ瞳で見つめられ、
もう、完全ノックアウト。
誘ってるとしか
思えなくって。
「翔…」
「っんだよぉ…」
びくびくと体を揺らしながら
俺を見つめる翔。
「シよ?」
「っあ…」
俺は翔の首筋にちゅっと
吸い付いた。
ぴくんって動く体が
愛おしくて堪らない。
歯止め…利きそうにない。
