
恋空予報
第18章 番外編 最近の心情
松本side
背中に温もりと重み。
「…翔?」
「…このまま、がいい。」
って消え入りそうな声が
俺の耳に入ってきた。
俺は向きを変えて、
翔を正面から抱き締めた。
「…潤、大好き。」
「俺も好きだよ。
一緒に寝よ?」
「うん…」
翔の表情が少し柔らかくなった。
ベッドの上には、
投げ出されている本。
…あ、これ買ってあげたやつ。
まだ大事にしてくれてたんだ。
嬉しくって、頬が緩んだ。
「…翔、おやすみ…」
「うん、おやすみ…」
お互いの頬にキスをして
幸せな気持ちに満たされながら
俺は翔の寝顔を見ていた。
すぅすぅと寝息を立てて
さっさと寝てしまった翔。
俺は綺麗な顔立ちの翔の寝顔を前にして
落ち着いて寝てなんていられないんだけど。
「…ほんと、可愛いの。」
可愛いって言ったら、
怒られるかもしれないけど。
それでも、綺麗より可愛いが
翔には似合ってるんだ。
…綺麗で、可愛くて、
ちょっと不器用なところ。
欠点すら愛しく思えてしまう。
背中に温もりと重み。
「…翔?」
「…このまま、がいい。」
って消え入りそうな声が
俺の耳に入ってきた。
俺は向きを変えて、
翔を正面から抱き締めた。
「…潤、大好き。」
「俺も好きだよ。
一緒に寝よ?」
「うん…」
翔の表情が少し柔らかくなった。
ベッドの上には、
投げ出されている本。
…あ、これ買ってあげたやつ。
まだ大事にしてくれてたんだ。
嬉しくって、頬が緩んだ。
「…翔、おやすみ…」
「うん、おやすみ…」
お互いの頬にキスをして
幸せな気持ちに満たされながら
俺は翔の寝顔を見ていた。
すぅすぅと寝息を立てて
さっさと寝てしまった翔。
俺は綺麗な顔立ちの翔の寝顔を前にして
落ち着いて寝てなんていられないんだけど。
「…ほんと、可愛いの。」
可愛いって言ったら、
怒られるかもしれないけど。
それでも、綺麗より可愛いが
翔には似合ってるんだ。
…綺麗で、可愛くて、
ちょっと不器用なところ。
欠点すら愛しく思えてしまう。
