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「指☆フレ」

第8章 バレンタインデー編

(PAGE-47)

落ち着いてきたR子ちゃん

気をとりなおして夕飯です

コタツの上にはスーパーで買ってきた惣菜を、皿に盛り付けもせずパックのまま並べて食事をとりました

残念ながらボクもR子ちゃんも酒はからきしなんで、純粋に「夕飯」です


ボクらはコタツに横ならびで座ってます

部屋が狭くなってしまってたんですが、そこしか隙間が無いんで仕方ありません

幸いR子ちゃんはかなり細身のスレンダースタイルなんでそんなに窮屈そうでもありません


たまにお互いの腕が当たったりしますが、ボクたちは思い出話しに花を咲かせてました

「ちょっとオカズ買いすぎちゃいましたね」

「そうだね、ちょっと休憩しよっ、一気に食べらんないよ」

ボクはちょっとみっともないですが、女性の前でズボンのベルトをゆるめます

いつもの食事会でもお馴染みの行動なので特にR子ちゃんも指摘しません

逆に「うわおっ、そんなにお腹って膨らむもんですかッ!」とガン見してきます

「うーん、お腹の筋肉がたるんでるんだから仕方ない、R子ちゃんはあんまり変わらんねぇ」

「いえいえ、ワタクシもちょっと苦しいデス」

ベルトこそ外しませんが、お腹をさすってます

「食事の量で言ったらたいしたことないんだけどねぇ~、もうあんまり食べられなくなったょ」

「なんかオジサンみたいな言い方ですねぇ」

「そりゃ30なかばだからなぁ(注:当時)、あっとゆーまに40歳で、あっとゆーまに50歳だよ」

「まぁ、それは私も一緒なんですけどね~、B男さんは結婚しないんですか?」

「いつも言ってるケド、この会社に居てたらムリじゃない?(笑)、社員のオジサンたちみんな離婚した人ばっかりだし!転勤ばっかりでみんな付いて来ないんじゃない?」

「そうでしょうねぇ~、男性は転勤しても仕事行ってたらいいでしょうけど奥さんは待ってばっかりですもんねぇ、知らない土地で知らない人ばかりはツラいかも」

「だろっ?それに毎回パート先が見つかるわけでも無いそうだよ、付いてきても孤独だよなー」

「良かったー!B男さんが彼氏じゃなくて!」

「そーそー!ボクなんてどうせ忘れ去られる存在、ただの転勤族ですよ」

「・・・・忘れ・・・ませんょ」

R子ちゃんは少し子どものように膨れっ面をした

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