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「指☆フレ」

第5章 陶芸教室

(PART-17)

陶芸教室に通い始めて数ヶ月…

月単位で参加者が変わるんだけど、何人かはずっと一緒の人たちもいて、

みんな仲良く話ししながら製作してた

陶芸教室は素人向けでお金は無料粘土代だけなんで数百円ですむ

公民館みたいな場所はご年配の方々が集まる場所なんで教室の参加者はご年配ばかりかというとそうでもなく

ボクと同年代のアラフォー奥さんや、新ママさんぐらいの若い人…そして年金暮らしの人たちと、年齢は幅広い

粘土をこねたり、ヒモを重ねて積み上げていく作業も、くるくるまわしながら皮のキレッパで表面をなでらかにしていく作業も楽しい

土いぢりは童心に返る…というかは時間内に作業を終わらせないといけないので結構ひっし

( ̄○ ̄;)

ある日どうしても歪みを修正できないことになってしまった

底の台座を糸で切り離す工程を失敗しちゃったんだょね…

先生からは、夕方まではこの部屋は使わないから残ってやってても良いよと言われ…仕方なく居残りに…

今日中に作っておかないと、次回の仮焼きと釉薬が出来なくなる…

作業して1時間ぐらいしたとき教室にL本さんがお菓子を持って差し入れに来てくれた☆

L本さんはボクより少し年上のアラフォー奥さん
息子も大学生で手がかからず、家では暇なんだそうだ

陶芸教室は週イチしか無いので暇つぶしにもならないだろうな

教室内ではボクとL本さんがいちばん不器用で、いつも先生の手直しが入るのもこの2人…

ってゆーかL本さんのお茶碗なんてほとんど先生が作っちゃったようなもんだ☆

「まだ台座なおしてんの?…もう最初から作りなおしたほうが早いんじゃない?」

「え~だって今日ずっとやってきたのに…」

「ほら、台座いぢると胴が歪むから…もうムリだよ」

結局、最初からやり直すことに…

くるくる廻しながら湯のみの形を整える

「もっと薄くしたほうがいいよ」

見かねてL本さんも指をあてる

小さな粘土をふたりの指が重なりながら整える

「B男クンの指は冷たいね…私は体温が高いからすぐに土のひび割れがでちゃう」

L本さんの温かい指で粘土が早く乾燥してしまうんだとか…

「ホントだ…あったかい指してますね…」

L本さんは照れ笑いしてた…

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