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誘惑のサンタクロース

第5章 その後☆




「よかった・・・。

 話聞かせてくれる?」



そう言われて

さっき家を出てくる前のことを

思い出してしまった。




「ちょっと聞いてよ星弥くん!」




ふんふんと鼻息荒く話し始めると

星弥くんは少し笑って


「あったかいものでも飲みながらね。

 ほら、おいで」



そう言い、わたしの手を引き

リビングまで連れて行ってくれた。




「あ、星弥くん

 これありがとうの意味を込めて・・・」




さっき買ったミルクティーを渡した。




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