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誘惑のサンタクロース

第5章 その後☆




「冷たいやつ?」


「さっき走って暑かったから

 冷たいの買っちゃった」


「そういうことね、

 走ってきてくれてありがとう」



クスクスと笑った星弥くんが

わたしの唇にキスを落とす。



「ち、違うし!

 会いたくてとかじゃないし!」


「はいはい」


そう言いながら

頭をぽんぽんしてくれる。




そりゃ、会いたかったけど・・・。




なんか負けた気がする・・・!





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