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私は官能小説作家の素材

第6章 束縛の証

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「じゃあ、次は…コーヒーカップ…」

「ちょっと待て」

「えー?何でですかー!!」


真菜は、ケイスケの手を繋いで、ぐいぐい乗せてきた。乗り物に乗って一時間。
もちろん、休憩無しだ。


ケイスケも限界が来ていたみたいで。


「気持ち悪い……」

「ケ、ケイスケ!?…えっとえっと…あっちで休みましょ!?」


先程ごねた、ベンチのところに座らせていたが、彼の機嫌と身体が凄く悪くてつい、勝手に


「の、飲み物買ってきますッ!!」


と、口が動いてしまった。かなり自分の情けなさに悲しくなってくる。涙が出そうだ、本当に。



「君、君!」


トントンと肩を叩かれて、振り替えると、見たことない男性3人、私の前にいた。

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