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私は官能小説作家の素材

第6章 束縛の証

若干頑固な部分は変わっていなかったので、ちょっと安心する。

優しすぎるのもどうかと私は思う。



勝手に木でできた、ベンチに座って動こうとしない。


「俺は、乗らない」の一点張り。


「…」


イラッときたので、隣に座ってわざわざ肩をトントンと叩いて、振り向いた瞬間にキスをした。


「んっ…!!」

「ダメ…ですか?」


女子特有のオネダリの目は難しいので、私はそんなことせず言葉であやす。






「…わ、かった」




結果、私の勝利だった。



「じゃあっ…まずジェットコースターからで♪」

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