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私は官能小説作家の素材

第7章 壁と壁

『了解です(`・ω・´)』



絵文字なんか、普段使わないのに今日は、楽しそうに…気を使われないように絵文字を使った。


手から、携帯が落ちてまた泣きそうになる。


こんな風に、先生も私のことを奈落の底に落とすのだろうか……



怖くなった私は、布団の中に潜り込んで一生懸命、目を閉じた。


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「おはようございます…」


「あら…神屋さん?すっごく深いクマが目の下にできてるけど」

この通り、眠りにつけなかった訳だ。

何度も好きと言われたとき。

抱かれたときの声。



思い出していたら寝れなくて、朝が淡々と来てしまった。

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