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私は官能小説作家の素材

第6章 束縛の証

「…せんせ。出たいんですが…」

「…じゃ、出れば?」

コイツ、絶対楽しんでるなこの状況を!

「…足に力入んないの…!」


ぼーっとする頭を抱えながらも、必死に話す。しかし、ケイスケ自身には届いていない模様。

「ケイスケってばあっ!……」



ケイスケは、にこりと笑った。

今日は何だか嫌な笑い方ではなく…優しい笑顔だった。


「きゃっ!!」

「よいしょ…っと」


腰を持ち上げ真菜の身体を出す。でも、やっぱり立てずにするっとしたに座り込んでしまった。


「感じすぎ」


特に今日は、卑猥単語しか言わない。
でも優しかったのだ。

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