テキストサイズ

お前は俺のxxx

第111章 バラバラになる心。




「あ。そういえば流星先輩ってどうしてるの?まだ学校で見かけて無いんだけど。」



『あいつ。新学期始まってから学校来てないんだよ。

落ち着いたら連絡する。って言ったキリで、まだ連絡も無いしな。』



(え?流星先輩も⁉︎)



香奈も私に同じこと言ってた。


〝 落ち着いたら連絡する 〟


2人とも何かあったのかな…?






まさか……
そんな事……無いよね?





『結愛ちゃん?どうした?』




私が考え込んでいると、碧が不思議そうに私の顔を覗き込んでいた。




「ぁ..ぁのさ..香奈も..私に同じこと言ったの。それに学校にも来て無いと思う..。
まさかとは思うんだけど..」




『マジかよ..
俺、流星に電話してみるわ。』




「私も香奈に..」




『香奈ちゃんに連絡するのはやめときな?落ち着いたら..話を聞いてあげた方がいい。』




「でも…‼︎」




『もしも…だよ?結愛ちゃんが
〝 そうだったら 〟どうする?』




碧が言いたい事が分かった。




もしも…


〝赤ちゃんができていたら〟




私は…



不安で誰にも言えないと思う…


話したくても…
怖くて言えないかもしれない…




碧が言うように、私は香奈からの連絡を待つ事にした。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ