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お前は俺のxxx

第104章 何してんの…?




『自分らマジ可愛いのに3人だけで来てんの?男はほっとかないっしょ?』



俺が女たちの気分を盛り上げていくと、満更でも無いようにキャッキャと話に乗ってくる。



『そんなこと無いよぉ♪
お兄さんたちこそ、女の子がほっとかないんじゃないの〜?』



先輩らも追い討ちをかけるように、一緒に盛り上げていく。



『じゃあ俺らと花火見てから遊びに行こうよ♪』



『えぇ〜♡どうするぅ?』



答え決まってんだろ‼︎
早くしろよ‼︎‼︎
ウザってぇ。


クソ。
仕方ねぇ…


俺は1人の女の肩を抱き、耳元で囁いた。



『とりあえず間を見て俺と抜けねぇ?』



こんな事言いたくもねぇけど、
この場を乗り切るには仕方ねぇんだよ。



女はふたつ返事でOKを出した。



(よし。後は人混みから逸れた振りして巻くだけだ。)



そして通りに戻る途中、後ろを走り去って行く人影に俺は気づいていなかった。




【颯太】ーSideー



End...


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