テキストサイズ

お前は俺のxxx

第101章 ナンパ…?



「ちょ…香奈⁉︎走ると危ないよ⁉︎」



浴衣着てるのに…
よく走れるなぁ…



颯太は私に気付き声をかけようとする。


『結..』
『結愛ちゃ〜ん。』


颯太の言葉に被せて私を呼んだまこっさん。


テントの横から飛び出してきて、私の両手を握るとブンブンと上下に振っている。


「まこっさん♪」


まこっさんのテンションに、ついつい私も乗ってしまい…

颯太を無視するかたちになってしまっていた。


『2人ともいらっしゃい♪
お!香奈ちゃん浴衣なんだ!可愛いね〜♪』


『ちょっと!まこっさん!
俺の彼女を変な目で見ないでよ〜。』


すかさず流星先輩が香奈を抱き寄せた。


う〜ん…
流星先輩の方がやらしい目で見てると思うんだけど…


『結愛ちゃんは浴衣着ないの?』



まこっさんに指摘されて、
私は慌てて誤魔化した。



「あ!急だったから、実家から持って来てなくて!」



『残念〜。結愛ちゃんの浴衣姿見たかったな〜。』



「あ..ははは..」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ