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お前は俺のxxx

第99章 大きな存在。




俺の腕の中で声を震わせながら、ギュっと抱きつく結愛を優しく抱きとめた。



「颯太…どこにも行かないで…。
私を離さないで……お願い…。」



どこにも行くわけねぇだろ。
俺の方が離したくねぇよ…。



俺のかける言葉に安心したのか、顔を上げ俺を見つめる結愛の涙を拭ってやると、俺は自然と笑みがこぼれた。



俺をこんなにも想ってくれている結愛が愛しかったんだ。



ずっと俺の側にいろよ。

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