テキストサイズ

お前は俺のxxx

第99章 大きな存在。



【颯太】ーSideー


俺の隣でスヤスヤと眠っている結愛の寝顔を見ていた。


結愛と出会い、側にいる結愛の存在は
俺の中で大きくなっている。



いつか俺の隣から消えちまうんじゃねぇか…?

離れることの不安…

考えたくねぇよ…


そんなことを思っていた時
突然、結愛は叫ぶように声を上げ飛び起きた。


「嫌‼︎颯太ーー‼︎置いて行かないで‼︎」


ギョッとして結愛に声をかけると
瞳に涙を浮かべながら俺にしがみついてくる。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ