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お前は俺のxxx

第70章 硬く握る拳。




『結愛がどうなってもいいわけ?』



『ッハ。どうにもさせねぇから、心配ねぇよ。テメェの身の心配でもしてろよ?』



朝倉は余裕の表情を浮かべながら、
口の端を吊り上げて笑う。



『俺の腕ん中で乱れる結愛の、
可愛い姿見せてやろうか?』



朝倉は徐に、ポケットから携帯を取り出すと、俺の前で携帯を振ってみせた。



結愛の弱みはこれか。
正直、そんなもんは見たくねぇ。



だが、ここで冷静さを失えば
朝倉の思う壺だろう。


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