テキストサイズ

お前は俺のxxx

第70章 硬く握る拳。




『結愛。心配するな。
お前は何も悪くない。』



抱きしめた体は、小さく震えていた。



俺は結愛の顔にそっと手を添えると
零れ落ちる涙を指で拭った。



心配するな結愛。

お前の嫌なものは...





〝 俺が全て消してやる 〟





俺は、結愛に柔らかい笑みをみせると
もう一度、優しく抱きしめた。



『香奈ちゃん。結愛のこと頼む。』



香奈ちゃんは、結愛を抱き寄せながら
お店の外へ連れて行った。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ