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人間と吸血鬼

第10章 新しく

和也「本当にありがとう。雅紀。」

雅紀「うん…俺も友達いないかったから…寂しくて…」

和也「えっ…?」

雅紀「高校生の時いじめられてて…そんな俺を助けてくれたのが今、俺の仕事場でオーナーをしている大ちゃんなの…だから俺も…最初は怖かったけど、この人だったらいい人だと思うし…一緒にいてもいいかなって…」

和也「雅紀…」

雅紀「あっ…ごめんね…!こんな話して…」

和也「俺をいい人って思ってくれたのは…すごい嬉しいよ…分かった。」

雅紀「えっ?」

和也「俺は雅紀から離れて行かない。俺が必ず守るからな?」

雅紀「うん…!」

和也「その笑顔…」

和はそのまま唇を重ねた。

雅紀「んっ…」

思わず声が出てしまった…

唇は離れて、

和也「嫌…だった?」

俺は首を振った。

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