テキストサイズ

人間と吸血鬼

第10章 新しく

まさかこの人が佳奈の…

「誰このイケメン?」

佳奈「結婚の約束してる人だよ。」

「結婚?なんだよそれ。俺とは遊びだったのかよ?」

佳奈「そう。私は雅紀を愛してるの。だから帰って。満足させてあげたでしょ?」

「チッ…」

男の人は荷物を持って俺を睨みながら出ていってしまった。

雅紀「佳奈…」

佳奈「ごめんね?本当に遊びだったから。上がって?」

俺は部屋の中に入った。

佳奈「座っていいよ。」

俺が座ると佳奈は俺にくっついてきた。

でも俺は佳奈を優しく押し退けた。

佳奈「どうしたの?」

雅紀「佳奈…俺…もう佳奈とは付き合えない。」

佳奈「えっ…なんで…結婚の約束までしてるのに。」

雅紀「佳奈のことは好きだけどそこまで本気じゃないんだ…ごめんね…」

佳奈「そうやって優しく言って素直に受け入れると思うの?」

雅紀「えっ…うわぁ…⁉︎」

俺は佳奈に腕を引っ張られ倒れてしまい佳奈が俺の上にのった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ