無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

戒「俺の目的は血が欲しい訳じゃない。その目的が終わったらもらうつもりだけどね。」

雅紀「な…に…」

俺は起き上がれず倒れたまま言った。

戒「俺は人間の心が欲しいの…美しい心こそ…俺の生きる最高の材料だよ。」

心って…和が…

戒「今では普通のやつばかりだったけど、さて君はどうかな？」

すると、彼は俺に近づき手を出した。

雅紀「あぁ…‼︎ いや…‼︎ やめ…て…！」

胸が痛い…

あの時…和が俺の心を見た時と同んなじだ…

すると、

スゥ…

戒「綺麗だね〜 じゃあ早速…」

彼は俺の心の中を見た。

雅紀「いや…あぁ…‼︎ あっ…‼︎」

和以外の人に…見られたくないよ…

雅紀「やめ…て…！みな…いで…やぁ…‼︎お願い…みない…で…！あぁ…‼︎」

戒「これはすごい…美しいね…」

雅紀「はぁ…っ…か…ず…」

戒「貰っちゃおう。こんな美しいものだったら他のはいらないだろし。」

すると、

ガンッ…‼︎

やっぱり…俺の願っていた人…