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アクマにアソコを貸しました

第7章 その位、ちょっとヤンチャなだけじゃないですか

ギュムッと抱き締めて心配そうな声をだした。

「なんか体調悪い?最近疲れてるっぽいね」

確かに最近疲れが取れなくて、時折目眩がする。だけど、そんなのは忙しく働いている人ならよくある事だ。

「大丈夫だよ、ありがと。もうちょい体力付けないとダメかねー」

「体力かぁ、鍛えるなら俺も付き合うよ。
でも、とりあえず仕事行かなきゃな。行ける?体調は大丈夫か?」

すっぽりと抱き締められてマソォの胸に耳をくっ付けている為、声が振動として耳をくすぐる。


「ん、大丈夫。今日は課長に頼まれた資料を探して、纏めないといけないし」

本当、どんだけ奥から探し出さなきゃない事か。バーコード毟ったろか!

「そっか、手が空いたら手伝うよ。

…ほら、起きるぞ。着替えちゃいな」

はぁい、と間延びした返事をして着替えを始めた。

ふと気づけばマソォもケィシも向こうの方で着替えている。最近は何故か着替えているところを見せない。
まさか私の知らない怪我でもしてるのか、身体中キスマーク…とか?

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