
短編集。
第3章 純粋くん×遊び人
チュンチュンっ
「んっ」
カーテンの隙間から、差し込んでくる太陽の光。俺いつの間に寝てたんだろ?
「あ、ゆーちゃん起きた?」
部屋の扉をあけて入ってきた凌。
「あ、うん。」
昨日のこと思い出すと、やっぱり慣れないもので恥ずかしいと思った。
「あ、腰大丈夫?今日学校休む??」
俺の心配をしてくれる凌。
「んーん、大丈夫!平気だよ」
「うん、ならよかった♪」
と、笑顔でいう凌。あー、俺りゅうきに振られて良かったわ。と、今になって思った。
「じゃあ、ゆーちゃん着替えてきて?
もう、朝食できてるから食べて学校行こ」
「わかった」
