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エッチな短編

第7章 再婚兄妹(奏斗編)

暫くすると、私と奏兄の唇は離れた。




「顔、真っ赤ですよ」



優しく微笑む奏兄。



「奏兄は赤くもならないし、動揺もしないんだね」




なんか、寂しい・・・・・・




俯き、シュンとすると奏兄は「そんな事、ありませんよ」と私を抱きしめた。




「俺の心臓の音、聞こえますか?」



耳を澄ませると、ドクドクドクと奏兄の心臓の音が聞こえた。



「奏兄の心臓の音、すごく早い」



奏兄も私と一緒で緊張してるんだ・・・・・・・



そう思ったら、急に嬉しくなってきちゃった♪




瞳を閉じて、奏兄の心臓の音に耳を澄ませる・・・・・・・













「葉那、好きです」






「・・・・・っ!?奏兄、今『葉那』って」



ってか、「好き」って言った?



徐々に近づく奏兄の顔・・・・・



そして、奏兄はついばむ様なキスを何度も私の唇に落とした。











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