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悪魔と淫美な世界へ

第2章 ~可愛い?年下男子~

 
 
 
月明かりだけが照らす闇の中…
 
ゆきの眠る部屋に、気配も無く静かに入って来た魁の姿があった。
 
ベッドでは寝息をたてて深い眠りについているゆきに、魁はそのベッドに浅く腰掛けてゆきの寝顔を覗き込んだ。
 
 
 
 喜多波 ゆき…
 純真無垢なその瞳と身 体…
 俺の手で‥淫らに激し く汚したい‥‥
 簡単に手に入らないな らなおさら‥欲しくて 身体が疼く…
 
 …こんな感覚を味わっ たのは‥初めてだ―― ――‥‥‥
 
 
 お前を抱いたら…
 一体どんな快楽が待っ ているんだ?
 
 
「…ゆき…
 どうしたら‥俺に全て を捧げる?」
 
「ん‥‥」
 
 
 
低く官能的な悪魔の甘い囁き…
 
それに反応した様に、ゆきは小さく寝返りをしてまた静かに寝息をたて始めた。
 
 
 
 フッ…
 ずっと見てても退屈し ない
 
 ‥‥本当に‥面白い女 だ―――‥‥
 
 
 
起こさないようにそっとゆきの頬に触れた後、整った顔を近づけて触れるだけのキスをした―――‥‥‥
 
 
 
 
 

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